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社団法人帯広青年会議所

事務局

〒080-0013 帯広市西3条南9丁目

経済センタービル4F

TEL : 0155-24-6255

FAX : 0155-25-0721

e-mail : info@obihiro-jc.jp

 

2012年度 社団法人帯広青年会議所 基本方針

 

2012年度 社団法人帯広青年会議所 

理事長 村上 亙

 

【目前まで来ている危機】

社団法人帯広青年会議所は、半世紀以上にわたり、目的である「地域の総合的な発展に寄与」した運動を展開し、その軌跡からも会の存在価値が如何に大きいものであったかは明白であります。
しかし、54年目を迎えるこの伝統ある社団法人帯広青年会議所は、現在、最大の危機を迎えております。所属する会員は減少の一途を辿り、活動の原点でもある例会・委員会の出席率の低下、関わり合いを避け、目の前の現実から逃げようとする「事なかれ主義」や「無関心」の蔓延等、メンバー数や出席率等の数字の面だけではなく、もっと根本的な、原理原則の点から見ても、この団体の存在意義すら危うい状況にまで陥っております。
私たちは、この青年会議所という学び舎に、理由はどうあれ、最後は自分自身で入会を決意したはずですし、その勇気と一歩が自分を取り巻く環境を劇的に変えたはずです。もし、今の状況を憂えるのであれば、それを打破しようとするのが青年である私たちの努めなのではないのでしょうか。確かに現状を取り巻く環境は決して生易しいものではありません。しかし、青年会議所の成り立ちである、戦後の焼け野原を見て復興に向けて立ち上がったように、このような状況だからこそ、明るい豊かな社会の実現に向けて運動する必要があるのではないでしょうか。
2010年代活動指針の一節に「未来に向けたしっかりとしたデザインを描くことが課題となる時代になってくる」とあります。まさに今がその時です。皆さんは10年後の自分を描くことが出来ますか。10年後のとかち帯広を描くことが出来ますか。それを学ぶ事が出来るのがこの青年会議所であります。なぜなら、多種多様な職種や価値観、そして全国ひいては世界とのネットワークが存在しているからであり、なおかつ、これは青年会議所だからこそできる、非常に尊いものであると、私は胸を張って断言できます。青年会議所メンバーであることを誇りに思い、今までもそうであったように、これからも必要とされるJAYCEEとして、今一度、この危機を乗り越えるべく、強い心と情熱という原動力をもって行動し、明るい未来を切り拓きましょう。

 

【会員拡大こそ全ての第一歩】

設立以来の危機を迎えている今、何をしなくてはいけないのでしょうか。一にも二にも会員拡大であります。
なぜ会員拡大をしなくてはいけないのでしょうか。最盛期では185名ものメンバー数を誇ったこの社団法人帯広青年会議所も、現在では半数近くになりました。我々は「地域の総合的な発展に寄与すること」が目的の団体であります。そのような目的の団体の人数が少なくて、どうしてその目的が遂行できましょう。数が少なくては説得力もありません。1人より10人、10人より100人いる方が、その挙げる声も大きく、響き渡る力や推進力も大きくなります。
会員拡大は「究極の青年会議所運動」といいますが、それは、自分の言葉や行動で青年会議所を語るから、また、自分の生き様を見知らぬ相手に伝えるからに他なりません。そして地域を発展させる同志を増やすのだから、まさにその言葉の通りであります。
こんな時代だからこそ、同志を増やし、そして何より地域のために、一人も欠けることなく、全員で会員拡大に取り組み、結果で示しましょう。

 

 

【運営のスペシャリストとして】

運営面や総務・渉外は「出来て当たり前」、「縁の下の力持ち」という考え方をよくされがちですが、言い換えれば、この担いがなければLOMの運営がままならない、すなわちLOMのスペシャリストとも言える存在なのであります。厳格なルールに則り、緊張感を持ちながら、正確かつ忠実に数多くの庶務を遂行する直向きな姿こそ、今のLOMには必要であると同時に、感謝しなくてはいけない存在であることを忘れてはなりません。公益法人格を取得する私たちだからこそ、その庶務に誇りを持って行動して参りましょう。
また、我々青年会議所は発信が下手だとよく言われます。これは対外的にも対内的にも言えることです。ただ闇雲に発信するのではなく、一歩先行く発信を行って参りましょう。しかし、伝える相手も、伝える側も、心のある人間であります。この「心」無くしては何も伝わりません。一方通行な発信ではなく、相手の気持ちを考えた発信を、メンバー全員で行って参りましょう。

 

【誰からも慕われるJAYCEE

「徳孤ならず、必ず隣あり」
その身に徳の備わった人は、他人から排斥されて孤立無援になることはない。徳の高い人のまわりには自然とその人を慕って人は集まる、という意味です。
まちづくりを論じる前に、まず自分たちがまちづくりを担える人材足りうるかが肝要であり、誰からも慕われ、人徳ある一人の大人でなければなりません。そのためには、まず我々が「公」の精神を宿す必要があり、それなくして公益法人格の取得など出来るはずもなく、ひいては自己満足の団体に成り下がってしまいます。そうならないためにも、いまこそ、我々が徳を積むことにより「公」の精神を宿し、行動に責任と説得力を持てるJAYCEEになり、地域へ還元すると同時に、次世代へ向けた情熱とエネルギーを持った人材の発掘、およびネットワークを構築して参りましょう。

 

【感謝の気持ちで交流し、カタチで示そう】

私たちメンバーが日々JC運動に邁進できるのは、言うまでもなく支えてくれている家族・会社が存在しているからに他なりません。また、53年にわたって大きな礎を築いていただいた先輩諸兄や関係諸団体への感謝も忘れてはなりませんし、青年会議所だからこそ出来る様々な交流は、まさに自己の器を大きくするチャンスでもあります。
常日頃からその気持ちを忘れることなく、得た経験や知識を還元しなくてはなりませんし、気持ちだけではなくしっかりとカタチで想いを伝えましょう。そして、受けた恩は必ず返すという気概を常に持ちあわせましょう。そうすれば、それが必ず自分のため、ひいては家族や会社のためになり、地域のためになるのですから。

 

【新たなとかち帯広の確立へ向けての第一歩】

2011年、北海道横断自動車道が帯広~札幌間で繋がり、人の流れや物流等、様々な点において変化があるといわれております。大都市圏へのストロー効果を懸念する声がありますが、私は千載一遇のチャンスであると考えております。なぜなら、地方分権が叫ばれ、地域の存在意義や将来を見据える必要がこれまで以上にある中、私たちの故郷であるこのとかち帯広は、日本を代表する食糧基地といった優位性に加え、まだまだ多くの可能性を秘めているからです。
その可能性を最も持ち合わせているのは、将来を担う子どもたちに他なりません。そして、その可能性を引き出せるのは親世代である私たち青年であります。未来の担い手が、知育だけではなく、自らの目で見て、肌で感じ、心奮わす事ができる体験や徳育を通して学ぶことで、その可能性を引き出しましょう。そして、感謝の気持ちを常に持ち合わせた担い手を育成するべく、青年らしい知恵と勇気を持って率先して行動しましょう。そうすることで、未来へ向けた新たなビジョンを描けるのですから。

 

【無限の可能性を秘めている新入会員】

未曾有の大震災が発生し、経済状況が好転していないこの状況下において、青年会議所の門をたたいた新入会員。誰もが余裕を持って生活をしていないこの状況下で入会してきたアカデミーメンバーは、真にこのとかち帯広の主役となるべき人材であることは間違いありませんし、この勇気と決断には敬意を表さなければなりません。
そして、私たちメンバーには、その大切なアカデミーメンバーを確固たる主役に育てる義務があります。今まで生きてきた中で最もすばらしい1年と感じてもらうべく、かけがえのない時間を一瞬たりとも無駄にせず、何事にも挑戦してもらえるよう、私たちメンバーが率先して行動し、JAYCEEとして、そして一社会人として、憧れとなるべく活動して参りましょう。

 

【汗をかこう、未来を見据えよう、そして前へと進んでいこう】

2012年は、1万人以上のメンバーと地域と共に創り上げ、主管した全国会員大会帯広大会から5年目を迎えます。帯広大会を知る現役メンバーより知らないメンバーが多くなった今だからこそ、主管した想いを過去のものにしないためにも継承し続け、メンバー全員で共有する必要があると同時に、今後のまちづくりの糧にする必要があります。
青年会議所は「道場」とも言われます。何かを得るためには、厳しい修練無くしては得られるものはありません。また、青年会議所では「覚悟」という言葉をよく使います。覚悟するということは、「リスクを背負う」ということであります。この2つを併せ持つ社団法人帯広青年会議所という名の道場に覚悟をもって入会したのであれば、その覚悟と常に向き合い、直諒する気持ちと凛々しい姿で、失敗を恐れず、様々なことから逃げることなく挑戦して参りましょう。
「人生とは、汗を流した分だけ道は開ける」
この言葉は、まさに青年会議所に当てはまることだと感じております。兎にも角にも汗を流そう。そうすれば自ずと結果はついてくるはずだから。その最も汗をかける青年期は、言い換えれば「盛年期」でもあり、私たちはまさにその盛年の真っ直中の、元気に満ちあふれた働き盛りであります。その盛年の集まりである私たちが汗をかかずして、何を為し得ることが出来ましょう。
そして、その先に見える自分の姿を想像して、本気の目標を持って行動しましょう。目標、いわゆるビジョンを描ける人は強いのです。その描いたビジョン達成に向かって行動して参りましょう。それを学び、実践出来るのがこの青年会議所なのです。
一人では難しくても、お手本となる先輩がいる、支えてくれている家族がいる、苦楽を共にした仲間がいる。何も恐れることはありません。今こそ、足並みをそろえて、信じ合える仲間と一緒に、感謝の気持ちを常に持って前へ進んで参りましょう。

 

 

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